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学習効果を高めるフォローアップ

マナビ☆Navi

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学習効果を高めるフォローアップ

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前回の記事「学習効果を高める質問」の続きです。

前回、学習を始める前に「何を意識して取り組みますか?」と質問するだけで、
注意力が増し、学習効果が飛躍的に上がる話をしました。

それだけでも学習効果は上がるのですが、
続けて適切なフォローアップをすると、さらなる学習効果が期待できます。
今回は、「学習効果を高めるフォロー」の仕方を1つ紹介します。

振り返ることで効果が高まる

私がまだ社会人になったばかりの頃、成果を出し続けている上司に尋ねました。
「仕事で成果を出し続けるために、もっとも大事なことは何だと思いますか?」

すると彼はこう答えました。
「仕事の後に、必ずそれについて振り返ることが大事」

上手くいったことは何か?課題は何か?次はどうするのか?
毎回振り返りを続けていくことで、仕事ぶりが改善され、継続的な成果につながったと言うのです。

確かに、毎日振り返ることで仕事の質が改善され、仕事の効率も効果も高まります。
逆に、忙しさにかまけて、振り返ることをせずに日々をすごすと、
いつまでたっても、同じミスをしたり、仕事の効率が悪かったりします。

振り返ることに関して、メジャーリーガー、イチロー選手は、次のコメントを残しています。
「僕は、1試合、1試合振り返っています。まとめて振り返ることはしません」
2001年7月、「前半戦を振り返って」と聞かれたときの言葉です。
(『夢をつかむイチロー262のメッセージ』より)

毎回振り返ることで、継続的に改善され、成果につながるのですね。
これは、勉強面でも同じです。

さらに効果的にするには、質問の後のフォローアップが大事です。

「○○を意識してやってみて、どうでした?」

前回紹介した質問、「何を意識して取り組みますか?」は、学習する前に投げかけるものです。
そして、意識して取り組んだ後に、次のフォローアップをすると、学習効果が高まります。
「○○を意識してやってみて、どうでした?」
意識して取り組んだことをやりっぱなしにするのではなく、それについて振り返るのです。

例えば、中学生が計算トレーニングをするときに、
「何を意識して取り組む?」と質問し、
「カッコ()を外すときに、プラスとマイナスの符号に気を付ける」と意識を向けたとします。

そして、計算トレーニングをした後に、
「意識してやってみて、どうだった?」とフォローします。

すると、
「意識したので、正答率が上がった。次はスピードを上げてみる」
「一つ目はいいけれど、二つ目の符号で間違いそうになった。次は二つ目に気をつける」
「符号に意識しすぎて、他のミスに気がつかなかった。
もう少し同じ練習をして、意識しなくてもできるようにしたい」
など、焦点を当てた振り返りができるようになります。

もしフォローアップがなければ、やりっぱなしで終わるかもしれません。
更なる改善に、意識が向かわないかもしれません。

しかし、フォローアップがあることで、取り組んだことを振り返り、言語化します。
すると、上手くいったことや課題が明確になり、次のステップに向かうことができます。
こうして、継続的に改善し、学習効果が高まっていくのです。

まとめ:学習効果を高める質問とフォロー

1.「何を意識して取り組みますか?」
2. 「○○を意識して取り組んで、どうでした?」
(上手くいったことは何か?課題は何か?次は何を意識して取り組むのか?)

これらをセットで問いかけると、更に学習効果が高まります。
ぜひ、使ってみてください。

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