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学習効果を高める質問

マナビ☆Navi

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学習効果を高める質問

training
どうすれば、学習効果を高めることができるでしょうか?
どうすれば、漫然と学ぶのではなく、意識を集中して学ぶことができるのでしょうか?

今回は、「学習効果を高める質問」を1つ紹介します。

意識することで効果が高まる

数か月前、私は身体を鍛えるべく、ジムに通い始めました。

「どうすれば、トレーニングの効果が高まりますか?」とトレーナーに尋ねると、
「筋肉にしっかり効かせることだ」と彼は答えました。

やみくもに、重量を増やしたり、回数を増やしたりするのではなく、
「この筋肉を使っている」と意識して、鍛えたい筋肉に負荷をかけることが大事だと言うのです。

確かに、意識して取り組むと、筋肉に負荷がかかっているのがわかります。
逆に、やみくもに動かしたり、フォームがくずれていたりすると、鍛えたい箇所以外の筋肉を無理に使ったり、勢いで動かしたりして、なかなか効果がありません。

確か、長野オリンピック金メダリストの清水宏保選手は、
スケートを滑っているときも、どの筋肉を使っているのか意識していると言っていました。

ハンマー投げの室伏広治選手は、次のように言っています。

人間には、普段知覚しない筋肉がまだあるんですよ。
腸を覆っている腸腰筋などもそのひとつかもしれない。
知覚されていないから鍛えることはできないと思うかも知れないけど、
そこに意識を集中させることによっていくらでも鍛錬することが出来るんです。

意識することで、鍛えることができるのですね。

そしてこれは、筋力トレーニングだけでなく、学習トレーニングにも言えることです。

「何を意識して取り組みますか?」

何かを学習する前に、この質問を投げかけると、学習効果が高まります。

例えば、中学生が計算トレーニングをするときに、
「何を意識して取り組む?」と質問します。

すると、

「カッコ()を外すときに、プラスとマイナスの符号に気を付ける」
「形を見て、どの公式を使うのか見当をつけてから計算し始める」
「先ほど学んだ、計算の工夫を使ってみる」
「正確さを下げないレベルで、スピードアップすることに意識する」

など、何らかの答えが返ってきます。

もし質問されなかったら、ただ漫然と練習するだけかもしれません。
それでは大した効果は望めません。

しかし、質問されることで、自分の課題を考え、言葉にします。
言葉にすることで、課題を具体的に意識して取り組むようになります。
こうして、学習効果が飛躍的に高まるのです。

早速使ってみました!

先日、この話を聞いた講師が、数学を苦手としている中学生に使ってみました。
応用問題を解く前に、「何を意識して取り組む?」と聞いたのです。
すると、普段は解けないレベルの応用問題を、自力で解けるようになったと喜んでいました。

「何を意識して取り組みますか?」

この質問は、シンプルですが、飛躍的に学習効果を高めます。
ぜひ、学習前に使ってみてください。
自分自身に問いかけても効果的ですよ♪

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