「明るい未来」vs「不吉な予言」

竹田慶from:竹田慶

「早く寝ないと、朝起きられないよ」
「今からやらないと、間に合わないよ」
「勉強しないと、テストで悪い点を取るよ」
多くの家庭や学校で言われていることですよね。
また、「~しないと、~できない」構文は、企業や社会でも使われています。
たまに言われると、「やばい!」と危機感を感じて少しの間は効果がありますが、
毎度のように言われると腹が立ってきます。
それだけではありません。
言霊(ことだま)という言葉があるように、言葉には魂が宿り、私たちを「できない」方へ意識づけてしまいます。
これでは、「不吉な予言」のようなものです。

 

実験です。想像しないでください。

次の文章を読み取り、想像しないでください。
「なぜミッキーマウスの耳は、あんなに丸くて大きくて真っ黒なのだろう?
顔は肌色なのに、耳の穴まで真っ黒。あれ?米国生まれなのに、なぜ顔は肌色なの?昔は白だったような…」
さて、ミッキーのことを全く考えなかった人はいますか?(笑)
ほとんどいませんね。
内容を 理解しようとして言葉を受け取った人は、少しはミッキーのことを考えたと思います。
同じように、「~しないと、~できない」と言葉にすると、その通りに私たちの意識は向かい、「不吉な予言」が現実のものとなってしまいます。

では、どうすれば良いのでしょう?

「明るい未来」を描く方法

ここに、「不吉な予言」ではなく、「明るい未来」を描く、とてもシンプルな方法を紹介します。
それは、否定語の「ない」を取り除いて、「~すると、~できる」に書き換える、たったこれだけです。

例えば、

「早く寝ると、明日は気持ちのよい一日を始められるよ」
「今からやれば、間に合うし、気持ちがいいんじゃない」
「勉強したら、やった分だけできるようになるし、今からやれば前より点数が上がるかも!」
たったこれだけです。
「~できる」の部分には、受け手がプラスに感じられる内容を入れると効果があります。

言葉を変えると、未来が変わる

もちろん、「~すると、~できる」と言えば、必ずしも行動できるわけではありません。
しかし、人に言われようが、自分自身に言おうが、その言葉のパターンを浴び続けることで、思考パターンまで「明るい未来」を探し続けるようになってきます。

すると、毎日がワクワクしてきて、前向きにいられます。
すると、行動が変わり、習慣まで変わってきます。
結果、明るい未来が実現する方向に向かっていくようになるでしょう。
言葉を変えると、未来が変わります。
あなたは、どんな未来に向かいたいですか?
向かいたい「明るい未来」の言葉を入れて、「~すると、~できる」という文章をつくって、口に出してみましょう。
そうすると、言霊となって、「明るい未来」に向かっていくことでしょう。

この記事を書いた人

竹田慶ユニワン代表・学習コーチ
〔好きな言葉〕 「意志あるところに道はある」
〔嫌いな言葉〕 「どうせムリ」
〔尊敬する人〕 P.F.ドラッカー、上杉鷹山、自分にチャレンジする子供たち、他