集中したい時に集中できるチカラ

集中力がある?ない?

ある保護者からこんな話を聞きました。

「うちの子、僕は集中力がないんだ、って言うんです。でも、ゲームには集中するんですよ。だからこう言ってあげたのです。ゲームにはそれだけ集中できるんだから、集中力はあるんじゃないの?って」

「全くその通りですよね。ゲームに集中できるなら、集中力はありますよね」

「ところが、すごい答えが返ってきたのです」

「え、どんな答えが返ってきたのですか?」

「“ゲームは集中しているんじゃない。面白いから夢中なんだ”って。“勉強はつまらないから集中しないといけない。けれど集中力がないからできない”って」

これは、なかなかどうして、興味深い返答です。一理あります。

面白いから夢中になれる

確かにそうです。これも一つの集中力と言えるでしょう。

何かに夢中になれる力は、一般的に、大人より子どもの方が持っています。これは、興味・関心・好奇心の強さと関連があるようです。

ですから、まだ幼い小学生や、勉強嫌いな中学生には、「なんで?」の疑問に真剣に答え、「わかる」「できる」「面白い」「楽しい」を体験できるようにすることが大切です。夢中を生み出し、集中へとつながることでしょう。

とは言え、「面白いから夢中になれる」だけでは、人生のコントロールを失う危険性があります。

「面白い」状況に反応しているだけでは、受け身の人生になってしまうからです。

集中したい時に集中できるチカラ

そこで大切なのは「集中したい時に集中できる」ことです。これは、主体的な集中力です。

それができれば、勉強も仕事もはかどりますよね。嫌いな教科の勉強でもさっさと終わらせ、成果を出すことができます。人生のハンドルを握ることができるようになります。

成果を出している子は、勉強や受験を通して「主体的な集中力」を身につけています。

ただ漠然と勉強するのではなく、
「どうすればもっと集中できるのか?」
「どうずれば集中が持続できるのか?」
「どうすれば集中力を回復できるのか?」
等を考えながら取り組んでいます。

そうすることで「集中したい時に集中できる」コツを身につけ、成果を上げているのです。

そもそも集中力って何?

集中したいときに集中するには、「集中力とは何か」を分かっていないとできません。
そもそも集中力とは何でしょうか? 集中力とは「意識やエネルギーを集めるチカラ」です。

それはレンズのようなものです。光を一点に集めることができます。あなたも一度はやったことがあるのではないでしょうか?虫眼鏡で太陽光を集め、黒い紙を燃やしたことが。単に紙を太陽光に当てるだけでは火は点きませんが、レンズで光を一点に集めると紙が燃え出します。威力絶大です。

集中力とは、レンズのように、あなたの意識やエネルギーを一点に集めます。そうすることで、学習でも運動でも仕事でも、パフォーマンスを飛躍的に高めることができるのです。

一点に集めるコツ

一点、ただ一点に集中するには、今ここでやるべきことを、一つに絞ることが大事です。あれもこれもやろうとしてはいけません。焦点がぼやけてしまい、エネルギーが分散してしまうからです。

一点に絞るためには、やることを具体的にしましょう。「英語を勉強する」ではなく、「英単語10個覚える」「問題集p21~22に取り組む」のように、具体的にするほど、集中力が上がります。

また、「やらないことをきめる」こともオススメです。そうすることで、他に目移りすることなく、今目の前のことに集中できるからです。 単語学習の最中に、「数学の課題がまだ終わっていないな」など考えていると、意識が分散してしまいます。数学が気になるなら、「20~21時にやる」と予定に入れておくと良いでしょう。今はやらなくて済むので、気が散らずに済むからです。

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集中したいときに集中できるチカラ、一点集中力。パフォーマンスが上がるだけでなく、人生のコントロール感や自信にもつながります。ぜひ、意識して取り組んでみましょう。

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