from:竹田慶

「受験生に贈る ココロの習慣、コトバの習慣」
をお届けしています。

『本番で力を発揮する人は…part2』

竹田慶●本番で力を発揮する人は、成功に意識を向ける。
そして、成功をイメージする言葉を選ぶ。

中学入試の2日目。
前日、チャレンジ校だった第一志望に合格できず、
朝まで母親のひざの上で泣いていた小学6年生。

心配そうに見守る親を後にし、入試会場へと足を向けた。
数歩先へ行ったところで、くるっと回ってこう言った。

「ママ、合格してくるね♪」

彼女は、にこっと笑って再び会場に向かった。
その後ろで、母親は、涙が止まらなかった。

中学受験では、
「親よりも子どもの方が強い」
とよく言われるけれど、
本当にそうなのだと、そのとき母親は思ったそうだ。

そして、その子は見事合格を決めてきた。

——

本番で力を発揮する人は、「成功」に意識を向ける。
このことに関して、興味深い話がある。

水をなみなみ注いだコップをお盆に乗せ、小さい子に運ばせる。
その時、掛ける「言葉」によって子供の反応が変わってくるそうだ。

「こぼさないように気をつけてね」

そう言うと、こぼしやすくなる。
脳は、「~ない」ことをイメージできないので、
「こぼす」ことに意識がいってしまうのだ。

ではどうすればいいのか?

「落ち着いて、ゆっくり運んでね」

そう声を掛けると、脳は「落ち着いてゆっくり運ぶ」ことに意識がいく。
結果、こぼしにくくなるのだ。

もし上述の6年生が「落ちたらどうしよう……」と考えていたら、どうなっただろう?
「失敗」に意識が向いて、もしかしたら本番で力を発揮できなかったかもしれない。
結果、合格できなかったかもしれない。

しかし、彼女はにこっと笑ってこう言った。
「ママ、合格してくるね♪」

さて、ここであなたに質問です。
「あなたはどんな成功をイメージしますか?」
「そして、成功につながるどんな言葉を使いますか?」

追伸、
言葉がイメージを誘発します。
だからといってあんまり言葉に神経質になることはありません。
間違って「落ちる」という言葉を使っても、
プラスのイメージに転じることはできるのですから。
「受験票を落とした小6生」のように。
こちら

この記事を書いた人

竹田慶ユニワン代表・学習コーチ
〔好きな言葉〕 「意志あるところに道はある」
〔嫌いな言葉〕 「どうせムリ」
〔尊敬する人〕 P.F.ドラッカー、上杉鷹山、自分にチャレンジする子供たち、他