from:竹田慶

「受験生に贈る ココロの習慣、コトバの習慣」
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『第一志望にこだわって合格する人は…』

竹田慶●第一志望にこだわって合格する人は、ぶれない「理由」を持っている。
その上、憧れで済まさず、プライドを持っている。

秋の教育相談で、中学3年のAさんは学校の先生に言われた。

「今の実力では、I高校は合格できるけれど、第一志望のT高校には届いていない。その差は大きく、かなり厳しい」

ショックを受けて、うなだれながら塾に来たAさん。
投げやり気味に、こういった。

「I高校に行くからいいよ。I高校だっていい学校だよ」

そして、I高校の良い点をいくつか挙げていった。
その姿は、気持ちが頑張っていた。

Aさんに尋ねた。

「もし、どこでも合格できるとしたら、本当はどこに行きたいの?」

少し間があって、答えが返ってきた。

「それはT高校でしょ」

続けてAさんは、T高校に「行きたい理由」をどんどん挙げていった。
今までに何度も聞いてきた理由だ。ぶれていない。

そして、Aさんは言った。

「T高校を受ける」

それからAさんは、今まで以上に努力した。
憧れから始まった「行きたい理由」。
こだわり続けることで高まった「プライド」。
これらがAさんを後押しした。

そしてみごと、念願の第一志望校に合格した。
秋の時点ではチャレンジだったが、
少し余裕を持てるまで成長していた。

受験を振り返ってAさんは言った。

「あの時は本当にどうしようかと思ったけれど、T高校にしてよかった」
「やっぱ、どうしても行きたかったんだもん」
「決めてからは、必死にやった。最後は意地だよね」

ぶれない理由とプライド。
第一志望にこだわって合格する秘訣のようだ。

この記事を書いた人

竹田慶ユニワン代表・学習コーチ
〔好きな言葉〕 「意志あるところに道はある」
〔嫌いな言葉〕 「どうせムリ」
〔尊敬する人〕 P.F.ドラッカー、上杉鷹山、自分にチャレンジする子供たち、他