竹田慶from:竹田慶

「本番に弱くて…」
「前の塾で言われたんです。テストになると力を出せないって…」

本番になると力を発揮できない子がいる。
一方で、本番でも力を発揮できる子がいる。
中には、本番中に力を高めていく子もいる。

「本番で少し緊張したけれど、いつも通りできました」
「受験期間が始まったら、受ける度に出来るようになっていく自分を感じて、苦しいというよりは楽しかったです」

本番で力を発揮できる人と、そうでない人の違いって何だろう?
どうすれば本番で力を発揮できるようになるのだろう?

スポーツ選手が、本番前に「イメージトレーニング」(略称イメトレ)をしているのを聞いたことはないだろうか?

自分が上手くいっている姿をありありと想い描いて、その光景を自分の脳に焼き付ける。
そして、その場にいる感情や感覚を十分に味わって、上手くいっている時のイメージと感情、感覚で本番に臨むのだ。
そうすると、上手くいっている時のイメージ通り、体が動くようになる。
だから、本番で力を発揮できる。

イメトレは誰にでもすぐに始められる。
ただし、より効果的にイメトレを行うには、適切な方法とサポートによって、経験を積むことが大切だ。

そのため、イメトレ初級者である小中学生、高校生に伝えるとき、私はもっと簡単にできて、すぐに効果の表れる方法を教える。
それは、鏡を使ったセルフマインドコントロール、自己洗脳の手法だ。

鏡を使った自己洗脳の方法

これは、本当に誰にでも簡単にでき、すぐに始められ、鏡さえ持っていればいつでもできるのでお勧めだ。さらに言うと、続けることも容易なので、コツコツが苦手な私も毎日行っている^^;

方法はこうだ。
① 自分だけの誰にも邪魔されない環境で行う(洗面所でも、トイレでもOK)
② 鏡に自分の顔を写して、「キリッ」とした表情にする。
(今の心の状態がそうでなくてもいい。ただ表情を「キリッ」とさせる。
あごを少し引き、口角を上げ、相手の目をよく見るように目を見開く)
③ 鏡に映った表情が気に入ったら、「私は出来る!」と3回以上心の中でつぶやく。
(自然と、口角が上がってくる)
④ その感情を味わって、次の行動にGO!

これだけで本番力に大きな差が出る。
ある優秀な医学部の学生も中学生の時からやっていた方法だ。

テストや本番がある時は、朝からやると効果的だろう。
勉強や練習を始めるときにも使えるので、是非やってみてほしい。

 

P.S.^1:
極度の上がり症や、極度に自信を失っている子も、やれば効果はあるが、周りのサポートがあった方がより確実に効果が出るので、専門家に頼るのも一つの手です。

P.S.^2:
それにしても、冒頭のあの言葉は、同じ教育者としてとても恥ずかしい。
「前の塾で言われたんです。テストになると力を出せないって…」
確かに、本番で力を発揮できていない子はいるだろうけれど、そこも何とか成長できるようにサポートするのが教育に関わる者の責任だと思う。
それに、「テストになると力を出せない」というマイナスのレッテルを張ることは、基本的な心理学を理解している教育者なら、決してしないであろう。
子どもが、最高のイメージを思い浮かべられるようにサポートする教育者を少しでも増やしたいと思う。

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この記事を書いた人

竹田慶ユニワン代表・学習コーチ
〔好きな言葉〕 「意志あるところに道はある」
〔嫌いな言葉〕 「どうせムリ」
〔尊敬する人〕 P.F.ドラッカー、上杉鷹山、自分にチャレンジする子供たち、他